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2015年4月12日日曜日

血のつながり、そして家族とは?

4月も半ばにさしかかり、桜の花びらも散って新緑の葉が顔を出す。

近所にある川に浮かぶ淡い桃色の花びらが
切なくもきれいだな、と見ていて感じました。


昨日。気になる映画(DVD)を観た。

『チョコレートドーナツ』

1970年代のカリフォルニアが舞台。
ゲイのカップルと、母親からの愛情を受けずに育ったダウン症の青年。
彼らは出会ってからまもなく家族のように過ごすが
世間の目や国の法律などによって差別や偏見を受けるも奮闘する。ヒューマン映画。

(ラストの内容をここで話すとネタバレになるので省略します)

この映画が伝えたいこと、、

世の中には同性愛者だというだけで
社会で生きるために懸命に働いていても差別や偏見に苦しめられている。

そしてお腹を痛めて産んだ我が子に対して
虐待をしたり育児放棄して愛情をかけようとしない親も存在する。

たとえ血がつながっていなくても
「家族」というカタチはこの世界中で沢山存在していて生活している。
血のつながりが一番大切だと私は思わない。
実の親から見離され、愛情すら受けられない子供に
血のつながりもない他人と呼ばれる愛情深い人がいれば
その子供はたとえ限りなく1%であったとしても
幸せだと感じるのではないかと思う。。

惜しみなく愛情を与えようとする人間。
愛情を知らずに育った孤独な人間。
ゲイであろうがなかろうが
人間の本来の姿が自然に、そしてありのままに
この映画には映し出されていた。
ダウン症の青年のとびっきりの笑顔がとてもステキで
愛を受けるとこんなにも人は変わるのかと思うくらいだった。


映画とは別の話しになりますが、

ここ数年の間に広がった「赤ちゃんポスト」のある熊本県の慈恵病院。
赤ちゃんポストに預けられたあとに
里親に引き取られた現在8歳の男の子がテレビ取材に向けて
話した言葉がとても心に残った。

「僕は赤ちゃんの時に病院に預けられて、お母さんがいなくて寂しかった。
でも今はお父さんとお母さん(里親)が僕を家族にしてくれた。
赤ちゃんポストがなかったら今のお父さんとお母さんには出会えなかったから
預けられて良かった。」と言っていた。

彼のまだ小さな心には大きすぎる出来事だっただろうし、
傷はきっと完全にはなくなることはないと思うけれど
間違いなく、彼は里親に救われて懸命に生きようとしている。


昨今、赤ちゃんポストに匿名で預けたにもかかわらず
数年経ってから実子を引き取りたいという親が存在していて
家庭保護観察員からの了解を得て再び親子になったのに
その数ヵ月後生活苦に陥り、無理心中をはかって亡くなったケースもあるのだ。
もし親元に帰さなかったらその子供の命は救えたかもしれないと思うと
本当に血のつながりだけで簡単に親子に戻れる関係って
何なのだろう・・・とても難しい。そして悲しい。


血のつながり。 家族のかたち。 そして愛情。 差別に偏見。

何が良くて悪いのか。

そんなことを深く考えさせられた映画でした。
まだ見ていない方はぜひご覧になってもらえたらと思います。

(梅原)









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