注目の投稿

買取強化中!不要な本で社会貢献!

【出張買取のご案内】 http://koshoshi-scrum-npo.blogspot.jp/2015/08/blog-post_10.html 古書肆スクラムでは、古本を通して障がい者の就労支援を行っています。具体的にいうと、障害者自立支援法に基づいた「就労継続支援B...

2015年4月28日火曜日

これからが本番です。

 いつも変わらぬご支援ありがとうございます。

 おかげさまで、REDYFOR?(クラウドファンディング)で募っていた目標金額に到達することができました。これもひとえに皆さまのおかげです。本当にありがとうございます。

 ですが、これからが本番です。みなさまからいただいたご支援を無駄にすることなく、障がい者の就労支援、そして生きづらさを抱えるひとたちの居場所づくり、別々なようでいて実は根っこのつながっているこの二つの枝葉に、しっかりと太陽の光が当たるよう、丹精こめて育てていきたいとおもいます。

 障がいや生きにくさは、よい意味でも、そうではない意味でも、色々なカタチで囲われてしまいがちです。つまり、その外にいる人たちからは見えづらくなるということです。見えない世界は、想像の世界でしか在りえません。想像でしかないので、恐怖、悲哀、不安、同情、差別など、実際にその人のおかれている状況や環境とは別のところへと膨らんでしまいがちです。囲われている側も、周囲に対して同じような感情をもつようになれば、両者が共感し合える日はますます遠くなるでしょう。これは、本当に不幸なことだとおもいます。

 つなぎの場、言葉にしてしまうと陳腐に聞こえるかもしれません。ですが、あちらこちらにそういった場所のある街をちょっと想像してみてください。きっと、それは誰にとっても住みやすい街なのではないでしょうか。自分自身、配偶者、恋人、生まれてくる子ども、両親、友人、親族、大切な人たちがいつどのタイミングでどんな困難に出遭うのかは誰にもわかりません。そんなとき、悩むよりも先に話のできる「場所」があれば、安心なのではないかとおもいます。

 まだまだ時間はかかるとおもいますが、そんな場所づくりを目指して、これからも前に進んで行きたいとおもいます。できることなら、たくさんの人たちが関わり合いながら、色々な人たちの手によって、そんな場所が増えていくことを望みます。そのなかの一つが古書肆スクラムというくらいに。

 いつも応援ありがとうございます。いまいちど気を引き締めて、今後もがんばっていきたいとおもいますので、今後とも変わらぬご支援を末永くお願い致します。多謝。(砂金)

2015年4月23日木曜日

絵本とバナナ。

 「新聞みたわよ」というおばあちゃんからお電話をいただき、とても素敵な絵本「トツパンえほん 童謡絵本」がスクラムに来ました。

 お子さんが小さい頃の本を、ずっと大切にしまっておいた、おばあちゃん。その想いが、絵本と一緒にスクラムへ来る。こんなとき、本当にいい仕事だなあとおもいます。

 帰り際に、「あなた、本当に素敵なことを考えて、やってくれているわよね。こういうこと、誰かがやってくれないかなと、ずっとおもってたの。ありがとうね。がんばってね」と、あたたかいお言葉までいただき、感無量。

 おばあちゃん、素敵な本だけでなく、最高に元気の出る笑顔とバナナまでいただいちゃって、すごくうれしかったです。一緒にいったうちの利用者さん(Nくん)も、すっごくうれしそうにバナナを食べていましたよ。

 いただいた絵本は、次に大切にしてくれる誰かに、真心こめてバトンタッチします。(砂金)



2015年4月22日水曜日

読売新聞に載りました。

 いつもご支援ありがとうございます。
 
 昨日の(4/21)の読売新聞朝刊で、古書肆スクラムのご紹介をいただきました。新聞として記事にしたいことと、わたしの想いに若干の温度差があることは否めませんが、本当にありがたいことだと素直に喜んでいます。
 何回も同じようなお話ばかりで申し訳ないのですが、やはり、いちばん大切なことは「多くの方に知っていただく」ということだとおもっています。
 すべてのはじまりは、「知る」ことです。知ったからなにかをしなくてはいけないということではなく、なにかのときに、ほんの身近なところで起きたSOSに、差し延べることのできるリアルな手は「知っている手、気づける手」であることが多いのではないでしょうか。
 REDYFORやマスコミなどを通して、知っていただく機会を得られたというだけでも、わたしたちの目標の一つは達成となります。もちろん、そこから先の場所をつくり、多くの方の共感と理解をつなげてサポートしていくことが大目標なのですが。
 REDYFORのプロジェクト期間も、残すところ一週間ちょっととなりました。集まった金額を見ても、正直なところ、かなり厳しい状況だとはおもってます。ですが、この取り組みの出発が遅れてしまうことや、ペースが緩慢になってしまうのは覚悟の上です。でも、必ずやり遂げたいとおもっています。
 今日も段ボール箱で本が届きました。新聞をみて、さっそく社会福祉協議会を通じて本の寄贈の連絡をくださった方もいます。なので、立ち止まってクヨクヨしている暇はありません。みなさまからの応援を力にかえて前進あるのみです。(砂金)

 読んでくださった方、様々な形で応援してくださる方々、いつもありがとうございます。心の底から感謝申し上げます。

2015年4月17日金曜日

ご支援ありがとうございます!

 まずは「古書肆スクラム」へのご支援ありがとうございます!

 REDY FORの支援金も、少しずつ集まってきました。そしてなにより、誇張ではなくスタッフと利用者さん一同、みなさまからの応援によって本当に大きな勇気と力をいただいていて、毎日たのしくがんばれています。

 いつもの内職仕事にプラスして、本の仕事のほうも、だいぶん進んできました。

 今月から市川市役所のなかで定期的な販売(ミニ古本市)ができるようになり、また5月には柏市で行われる「本まっち柏」にも出店が決まり、そのための作業として、本のクリーニングや値付け作業を行っています。やっと一つの流れやカタチができてきて、牛歩ではありますが前進しているという実感がわいています。

 どうしても初期コストのかかってしまう店舗販売やネット販売ができるまでには至っていませんが、まずは千葉県の古書組合に加入し、本をまわしながら少しずつ買取のほうもはじめていきたいとおもっています。運転資金づくりをしつつも、とにかく本が集まらなくては動き出せないので、なんだか「にわとりと卵」の話みたいですが、運転資金と本集めにまいにち奔走しています。(当事業所の経営そのものに差し障りがあるわけではありませんのでご安心を!)

 とにもかくにも「今」を大事にしながら、やるべきこと・やれることを着実に進めていきたいとおもいます。みなさまのご好意や応援を無にしないように精一杯がんばりますので、引き続きのご支援をよろしくお願い致します。(砂金)
 みなさま、本当にありがとうございます!

2015年4月12日日曜日

血のつながり、そして家族とは?

4月も半ばにさしかかり、桜の花びらも散って新緑の葉が顔を出す。

近所にある川に浮かぶ淡い桃色の花びらが
切なくもきれいだな、と見ていて感じました。


昨日。気になる映画(DVD)を観た。

『チョコレートドーナツ』

1970年代のカリフォルニアが舞台。
ゲイのカップルと、母親からの愛情を受けずに育ったダウン症の青年。
彼らは出会ってからまもなく家族のように過ごすが
世間の目や国の法律などによって差別や偏見を受けるも奮闘する。ヒューマン映画。

(ラストの内容をここで話すとネタバレになるので省略します)

この映画が伝えたいこと、、

世の中には同性愛者だというだけで
社会で生きるために懸命に働いていても差別や偏見に苦しめられている。

そしてお腹を痛めて産んだ我が子に対して
虐待をしたり育児放棄して愛情をかけようとしない親も存在する。

たとえ血がつながっていなくても
「家族」というカタチはこの世界中で沢山存在していて生活している。
血のつながりが一番大切だと私は思わない。
実の親から見離され、愛情すら受けられない子供に
血のつながりもない他人と呼ばれる愛情深い人がいれば
その子供はたとえ限りなく1%であったとしても
幸せだと感じるのではないかと思う。。

惜しみなく愛情を与えようとする人間。
愛情を知らずに育った孤独な人間。
ゲイであろうがなかろうが
人間の本来の姿が自然に、そしてありのままに
この映画には映し出されていた。
ダウン症の青年のとびっきりの笑顔がとてもステキで
愛を受けるとこんなにも人は変わるのかと思うくらいだった。


映画とは別の話しになりますが、

ここ数年の間に広がった「赤ちゃんポスト」のある熊本県の慈恵病院。
赤ちゃんポストに預けられたあとに
里親に引き取られた現在8歳の男の子がテレビ取材に向けて
話した言葉がとても心に残った。

「僕は赤ちゃんの時に病院に預けられて、お母さんがいなくて寂しかった。
でも今はお父さんとお母さん(里親)が僕を家族にしてくれた。
赤ちゃんポストがなかったら今のお父さんとお母さんには出会えなかったから
預けられて良かった。」と言っていた。

彼のまだ小さな心には大きすぎる出来事だっただろうし、
傷はきっと完全にはなくなることはないと思うけれど
間違いなく、彼は里親に救われて懸命に生きようとしている。


昨今、赤ちゃんポストに匿名で預けたにもかかわらず
数年経ってから実子を引き取りたいという親が存在していて
家庭保護観察員からの了解を得て再び親子になったのに
その数ヵ月後生活苦に陥り、無理心中をはかって亡くなったケースもあるのだ。
もし親元に帰さなかったらその子供の命は救えたかもしれないと思うと
本当に血のつながりだけで簡単に親子に戻れる関係って
何なのだろう・・・とても難しい。そして悲しい。


血のつながり。 家族のかたち。 そして愛情。 差別に偏見。

何が良くて悪いのか。

そんなことを深く考えさせられた映画でした。
まだ見ていない方はぜひご覧になってもらえたらと思います。

(梅原)